【会社概要】

中国では、2001年12月のWTO加盟以来、外国資本の経済活動に対する厳しい規制が逐次緩和され、2004年4月の法改正により「外国資本による中国国内卸売取引、対外貿易取引」に関してもその規制が大幅に緩和されました。

この規制緩和を契機に、対外貿易業務、中国国内卸売業務、国内外物流業務等を経営範囲とする専門商社として、2005年8月、東工コーセン株式会社が100％出資して、資本金600万ドルにて上海市に設立いたしました。

さらに、中国における事業展開の強化と顧客サービスの更なる質的向上を図るため、2010年4月に重慶市に分公司を開業いたしました。

60年超の経験を持つ日中貿易専門商社としての実績と日本国内における工業資材用繊維製品、アパレル用繊維製品、各種化学品、各種機械金属製品等の専門商社として長年培ったノウハウを中国国内でも最大限発揮し、中国国内の内資企業や外資企業に化学品、プラスチック・ゴム、繊維製品、機械、金属製品、鉱産物、食品、建材等の商品および各種サービスを提供し、また海外の企業に中国製品を輸出しております。

工業用資材関連取引においては、特に、中国に進出している外資系自動車部品関連メーカー、各種工業部品関連メーカーの「原材料の現地調達」に関して、品質管理、納期管理など各ユーザーよりその専門性を高く評価されています。

また、アパレル用繊維製品に関しては、東工コーセングループが中国に展開するアパレル製品の縫製工場に対し、良質で高い感性の生地素材を提供するとともに、海外のアパレルメーカーに対する輸出も積極的に展開しております。

【会社概要】

東工物産貿易有限公司の広州分公司として中国国内卸売業務、対外貿易業務等を担ってまいりましたが、従来の業務に加え独自に対外貿易権を獲得し中国と東南アジアの貿易拡大のため、2010年7月、東工物産貿易有限公司が100％出資し、資本金600万元にて当社の孫会社として設立いたしました。

これにより顧客サービスの向上に資するとともに、一層の対外貿易拡大を図ってまいります。

2010年10月より営業業務を開始いたしました。

【会社概要】

中国市場における「対外貿易取引」「中継取引」「保税区内取引」を主な業務とする貿易型企業として、1995年6月、東工コーセン株式会社が100％出資して、資本金20万ドルにて上海市外高橋保税区内に設立いたしました。2011年、資本金を230万ドルに増資いたしました。

保税区を利用した三国間貿易や保税区外企業から強い要望のある「輸入品の短納期小口販売」に応えるため、保税区内における「保税在庫方式」および「保税区内取引方式」を利用した保税区外一般ユーザーに対する「小口短納期販売」を行うなど、保税区企業の特徴を生かした取引を行っております。

【会社概要】

衣料品部門は、無錫市に自社縫製工場として運営しておりました東聯製衣有限公司および東工紡織品(無錫)有限公司の両社を2008年12月に合併(資本金662万ドル、東工コーセン株式会社の出資97.5％)いたしました。この合併は、東聯制衣の人材および設備と東工紡織の合理的レイアウトを可能にする充分なスペースを結合し、管理体制も一新することを期したものです。

合併新工場には、約250名の従業員がおり、2009年8月にISO9001-2008を取得、従来のカジュアルシャツ、ドレスシャツに加えブルゾンの中衣料へアイテムを拡大して年産70万着生産しております。また、小ロット、多品種、短納期にたいする業界のニーズにお応えできる体制を整えております。

経済環境の変化が激しい中国沿海地区で新しい形の縫製工場造りに努力邁進してまいります。

【会社概要】

長年日産車輌の販売客先であった広州市番禺金冠汽車公司と2006年12月、東工コーセン株式会社が50％出資して、資本金2,000万元にて合弁会社を天津市に設立いたしました。濱海新区において東風日産の独占的販売権を取得、2007年1月に濱海新区塘沽地区に東風日産の販売店（4S店）を開業いたしました。2007年8月、資本金を2,600万元に増資いたしました。

店舗は東風日産のA級店規格に則り、敷地は1.2万m²、総建築面積6千m²と中国内の4S店の中で最大規模を誇ります。この4S店は、ティアナ、ティーダ、ブルーバードなどの東風日産が生産する中国製日産車の全モデルをショールームで展示販売するほか、修理工場と補修部品倉庫を併設し、よりアフターセールス業務機能を完備して地区のお客様に安心してご利用いただける総合的なサービスを提供しております。今後、新区の主要なる地区に支店を設け、発展著しい天津濱海新区に於ける増大一途のニーズを的確に掴み、東風日産製新車を年間1000台以上販売する計画です。その店舗網拡大の一環として、2008年12月、天津市大港区に支店を開業いたしました。

東工コーセングループ初の中国自動車流通（カーディーラー）業への出資参画となりますが、30数年来の日産自動車の対中輸出代理商の経験を基に、日産自動車及び東風日産の期待に応えて中国最優秀のディーラーを目指し、天津市濱海新区の発展に大きく寄与してまいります。

【会社概要】

1997年2月、広裕発展（香港）有限公司により資本金2,000万香港ドルにて設立されました。2018年12月、東工コーセン株式会社が1,000万香港ドルを出資し、資本金3,000万香港ドルとなりました。

自動車リース/レンタルをメインとして、国際貿易・簡易加工・保税貨物代行業務・関連技術コンサルティング業務等を行っており、近年増加している中国カーレンタル需要に応えています。

【会社概要】

当地に進出した自動車部品メーカーからの要請に応えるため、主として自動車部品用繊維製品の各種加工を目的として、2003年1月、東工コーセン株式会社100％出資によりタイ王国チョンブリ県ピントン工業団地内に設立いたしました。その後の増資により、現在資本金は210百万THBとなっております。

ISO9001、ISO14001およびIATF16949を取得し、自動車用エアバッグ基布の裁断加工や縫製、自動車ゴムホース用コードおよび工業用縫糸の2次加工等事業拡大を続けています。

2019年4月にはKOSEN（THAILAND）CO.,LTD.の業務を移管し、自動車部品用繊維資材、ゴム製品用繊維資材等の国内販売および対外貿易といった商社機能を強化することといたしました。

【会社概要】

アセアン域内へ進出した自動車・産業機器部品メーカーの現地調達化に対応するために、2012年1月、ニシヨリ(株)との合弁(資本金1億5,400万THB)で設立いたしました。事業内容は主に自動車・二輪車ゴムホース、ゴムベルト用補強繊維の接着処理など、ニシヨリ(株)の高い技術力と東工コーセンのグローバルネットワークを融合させることにより、アセアン域内へ進出されたお客様へ最適なソリューションを提供します。2014年、資本金を2億1,900万THBに増資いたしました。（東工コーセン株式会社出資比率28％）

【会社概要】

インドネシア・日本・中国間の国際貿易のビジネスを促進するために、2012年2月、子会社との合弁（東工コーセン株式会社の出資99％）で、資本金25万USドルにてインドネシアの首都ジャカルタに設立いたしました。2016年4月、資本金を65万USドルに増資いたしました。

中国からインドネシア顧客に輸入された自動車KD部品や様々な化学品を提供し、日本にインドネシアの鉱物と原料を輸出します。また、マレーシア、シンガポール、タイなど他のASEAN諸国との貿易関係を開発します。

【会社概要】

2013年12月、東工紡織品(無錫)有限公司が100%出資して、資本金350万USドルにてカンボジアに設立いたしました。 約200名の従業員がおり、年産36万着のカジュアルシャツとドレスシャツを製造しております。工場は、カンボジアのDRAGON KING SEZ、Bavet都市、ベトナム境界近くに位置します。ホーチミン港を利用することで、日本と中国の顧客ニーズに迅速かつ効率的に対応いたします。

【会社概要】

2016年5月、ベトナムに商社ライセンスを取得し、東工コーセン株式会社が100％出資して、資本金15万USドルにて設立いたしました。事業内容は、進出が相次ぐ自動車部品メーカーへの原材料供給をはじめ、2015年12月に発足したAEC(ASEAN経済共同体)によるマーケット拡大を見込み、東工コーセン株式会社が展開するグローバル拠点を有機的に結びつけASEAN域内、日越、中越などのアジア貿易の拡大を図るとともに、ベトナムにおける製造・加工業への進出を計画しています。